みなさんこんにちは
多くの人が不安を感じている年金額について
厚生労働省が令和3年度厚生年金保険・国民年金事業の概況で発表しました
2021年の厚生年金受給者の平均年金受給額は
老齢厚生年金で月額14万5,665円
国民年金受給者の平均年金受給額は
老齢年金(加入25年以上)で月額5万6,479円
10年前は、
厚生年金が15万2,396円、国民年金が5万4,682円となっていた
国民年金は増えているように見えるが、
国民年金の満額時の受給額は、
2021年度が年78万900円
2011年度が年78万8,900円で減額している
厚生年金の受取額が月20万円以上の方は、全体の15%
年金額15万円以下は全体の54%、月10万円に満たないのは全体の23%と4人に1人
年金受取額において格差があります
また、20年前の2001年の年金受給総額は40兆7,840億円、
2021年には56兆0674億円となっており、15兆円も増加した
現役世代が納め、高齢者世帯に年金を給付する、
賦課方式は少子高齢化が進めば保険料は減少する
今後、物価が上昇する中で
年金の増額は抑えられる可能性が高く、
年金に頼らない生活設計や資産設計をする必要性が高まっている