みなさんこんにちは
国税庁が2024年1月からの適用を目指す
新たな算定ルールがニュースになっています
相続税評価額を「実勢価格」の6割以上に
引き上げる事が柱となっており
2017年度の固定資産税見直しに続く改正となります
マンション高層階においては、
価格が高くなるが、固定資産税や相続税を計算する指標となる
評価額は低くなる傾向にありました
2015年の相続増税もあり、
現預金を不動産に代えることで評価額を減らすという手法が
富裕層の一般的な相続対策として広まっていました
新たなルールでは、
建物の固定資産税や土地の価格を基にする現行の仕組みに
築年数や所在階などを評価対象に追加していくようです
所有するマンションの実勢価格がわからない場合に
理論上の「実勢価格」を計算で導き出すことができる事が特徴です
国税庁が用意する新たな計算式に
納税者が築年数や回数などを入力し、
算出された値を従来の評価額に掛けて算出します
その6割を新たな評価額とするようです
今後、どのように決まっていくかを注視していきたいですね