みなさんこんにちは
まもなく確定申告の期限をむかえます
申告が必要な方にとってはバタバタする時期であるかと思います
個人事業の場合、申告は「白色」「青色」を選択できるのはご存知でしょう
しかしながらなぜ色分けをするのでしょうか
確定申告の青色申告制度が生まれたのは、
1949年に発表が行われた日本税制報告書、
いわゆるシャプウ勧告がきっかけとなっているそうです
シャプウ勧告とは、
コロンビア大学教授を務めていたカールシャプウを中心とした
使節団が日本国内を数カ月視察してまとめあげたもののようです
青色申告がこの色になった理由は
彼が日本人に青色について尋ねたところ、
青空のように気持ちがいいという答えが返ってきた事に由来するそうです
制度の基本になったのは、
戦後の日本に新しい租税制度を作る必要があったGHQが
使節団を結成してこれまでの問題点から新しく構築したものです
戦中戦後の日本の租税制度には、
直接税中心の税制や戦中体制重視の多くの間接税といった
不公平で複雑な問題点が指摘されていました
青色申告は不動産と事業や山林で所得が生じる場合に、
納税義務者のある者が日々の収入や経費などを帳簿につけ、
帳簿に基づき所得と納税額を算出、申告する制度となったそうです
確定申告をする必要がある方にとっては忙しい時期ではありますが
乗り切って頂きたいものです