みなさんこんにちは
新たな政権が発足し、
新政権の試みに注目が集まっています
そんな中、令和元年度の
「国民医療費」が先日発表されました
超高齢化社会の日本においては、
今後も医療費の増加が見込まれており、
大きな課題の一つとなっています
国民医療費とは、
〇医療保険制度などによる給付
〇公費負担医療制度による給付
〇患者の一部負担などによって支払われた医療費
を合算したものです
含まれているのは、下記4点
1 診療費
2 薬局調剤医療費
3 入院時食事・生活医療費
4 訪問看護医療費
保険診療の対象外となるものや、
傷病の治療にはあたらない費用は含まれていません
そんな医療費が令和元年度で
44兆3,895億円と人口一人当たり35万1,800円
これは前年度の国民医療費43兆3,949億円に比べ、
9,946億円の増加、国民一人あたりは8,600円の増加と
過去3年間上昇を続けているそうです
これは年齢階級別でみたときに
平均寿命から換算し85歳まで生きると仮定しても
生涯医療費の半分以上が65歳以上でかかるのだそうです
3年後には団塊の世代(1947年~1949年生まれ)が
75歳以上となり、国民医療費はさらに拡大していく事が予想されています
国民皆保険制度も破綻しかねないという意見も出てきいます
人だよりにならず、情報を得ながら個人でできる対策を講じていく事も重要ですね