おはこんばんにちは、GEクリエーションです
「お盆休みの帰省ラッシュが13日、本格的に始まった。」や「帰省ラッシュ関越道
下り62キロ渋滞 新幹線も130%」など、長期休暇前後には必ず報道される「渋滞」。
では、なぜ渋滞は起こるのか。そのメカニズムを考えたいと思います。
渋滞が起こる5つの理由
(1)上り坂及びサグ部分
これが渋滞原因としては最も多く、6割前後を占めています。サグとは、下り坂から
上り坂にさしかかる凸部のことです。このように上り坂やサグ部では、無意識にスピ
ードが落ちる車があるので、後続の車との車間距離が縮まり、後ろの車が連鎖的に
ブレーキを踏むことで渋滞が発生します。
(2)トンネル
トンネルに入ろうとする際、トンネル入り口の暗がりや圧迫感で、一時的にスピード
が落ちる車があるので、後ろの車が連鎖的にブレーキを踏み、渋滞が発生します。
(3)インターチェンジ合流
インターチェンジやジャンクションから本線に車が合流した際、走行車線の後続車が
合流してきた車に合わせてスピードを落とすため、車の流れが停滞します。それを受
けて、追い越し車線に車線変更する車が現れますが、追い越し車線でも、車線変更し
た車の後続の車が追いついてスピードを落とすため、渋滞が発生します。
(4)料金所
料金所が各々の車が一旦停止する際、スピードが落ちるため、渋滞が起こります。
(5)接続道路からの渋滞
料金所から先の道路の渋滞が高速道路まで延びてくる例のように、接続する道路や
出口交差点が一時的に交通容量不足になり、渋滞が起こります。
ほかにも「渋滞学」なる理論が提唱され、さまざまなシミュレーションを通じて渋滞
を回避する方法が考案されていますが、実はその理論では、渋滞の「発生」は回避で
きても「目的地に到達する時間」は早くはならないこともあるとされています。
ちなみに、これまででの渋滞の最長記録は、なんと154キロみたいですYO!