みなさん、おはこんばんニチワ
月日が経つのも早いもので・・・と毎年この季節になると感じますが
今年もまた、いつの間にか12月になってしまいました。
脳内では、2014年開幕のジャニーズのテレビ番組が残っている感じもしますがw
12月は別名 師走(しわす)といいますね。
今回はこのネタを掘り下げたいと思います。
よく聞くのは、師が走る月だから'師走'と言うこと。
これは、平安時代から言われている「師走」の語源説の一つ。
'師'とは、「師僧(=師匠である僧)」のこと。その師僧が馳せる月だから
『しはせ⇒しわす』となったとされています。でも、'しわす'ということば
自体は、奈良時代からあり、「師走」という漢字を当てて書くようになった
のは江戸時代からともされています。そこで、'師走'の語源には他にも色々
考えられています。
①「四極(しはつ=四季が果てる)」
②「為果つ(しはつ=為し終える)」
③「年果つる(としはつる=年が果てる)」などから転じたというもの。
どれも「果てる」「終わる」という意味が含まれますね。では、その「師走」
の最後の日、"おおみそか"の由来はというと、元々、30日を「みそか」と
言っていたことに関わります。「三十日」(ミトヲカ⇒ミソカ)と転じ、旧暦では、
ひと月は29日、あるいは30日までだったので、29日は「くにちみそか」と
言っていました。後に、新暦になり、ひと月が31日の月もあるようになったので、
月の最終日は全て「みそか」と言うようになりました。その中で、12月末日は1年
の最後の締めくくり。そこで「大」をつけて「大みそか」となったのです。では、
「大みそか」の別名「大つごもり」の由来はというと、これは月の満ち欠けに関係し
ます。旧暦ではひと月を月の満ち欠けで決めていて、1ヵ月の終わりは、ちょうど月
が隠れて見えなくなる時でした。つまり、「月隠れ(つきごもり)」。ここから「つ
ごもり」と転じました。そして、「大みそか」と同じように、12月末日は「大つご
もり」となったのです。
”由来”についてはハッキリと答えが出ているようでは無いみたいですね。
ただ、意味合い的にはどれも「終わる」といった内容ですね。
毎回感じるのが、昔の人?はうまいこと言うなぁ~